伊予和紙物語

舟遊び③

ゆるやかな風の中で

ゆっくりと仕掛けを用意する

ときに強めの風が吹き、作業の邪魔をする

なんとか用意が整うと、

ゆっくり海底の棚をとり魚信をまつだけである。

うまくいけば、小気味よく

@@@コンコン、コンコーンと

連続のあたり、手元に伝わってくる

これが、朝まずめである

船べりに顔を出したのは、もちろん

クリクリお目目のかわゆい

ねらいの「イ・サ・キ」

これが、雄だったり雌だったり

身の締まりも、わずか違いがあり

塩焼き、刺身、煮つけ

それぞれの楽しみと旨味があり

酒をたのしみにしてくれる。。。

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