伊予和紙物語

集中力

今どきの筆記具等は、

間違えれば消すことできるものが多い。

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昔、、、墨などは、

書き直すことができなかった。

故に、、、

その書物や手紙は残ることとなり、

残ることを考えれば、いい加減なものは

書けないし、間違うことができない。

恐らく、誤字脱字などはなく

むしろ、正しいものを、と

心や魂を込めて書くのだろう。

昔の書物や戦時中の絶筆など、

若くして書き記された文章は

とても美しくきれいであった。

字に対する集中力は、

その時代の教育の厳しさによるもので、

高い道徳心と教養が身についている。

楽な時代を過ごしていると、、、

人間とは、

どうしても心に油断や弛み緩みが。

~ 気を引き締めたいと思います ~

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