伊予和紙物語

なし

いただきものの果物「なし」が届いた

食べたくなり・・・むいでみた。

表皮に、包丁の刃先をやさしくあてがう

・・・が、初めのすべりだしの加減が悪く

深く刃が入り込み、果肉を取り過ぎた。

それより、さらに注意深く刃を寝かせ

ゆっくりと丁寧に右手を滑らした。

右手と左手がようやく馴染み

一切れの形が整い、食べることができる。

雑に、口に頬張ると みずみずしく

甘みの水分がひろがった・・・食べごろ。
 
 
~ のどが潤い、心を満たす ~

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