伊予和紙物語

修行

若者を中心に座禅や写経などの

修行が人気を集めてる・・・らしい。

仕事や日常生活のストレスを感じ、

混沌とする社会情勢の中・・・

ココロの強化に励みたいようだ。

私も一度、奈良のある寺で

一日修行体験をしたことがある。

普段あたり前のことが、

「我慢すること」ばかり。

翌日、修行終了後にどれだけ

開放感を味わったことだろうか。
 
「冷た~い 飲み物!」と・・・。

まだまだ、煩悩のカタマリ。
 
 
~ あたり前の日常に ~

香の物

野菜を塩、ぬか、味噌などに漬けた食べ物。

好物である、大根・胡瓜・茄子・白菜・・・。

この地方、地域では総称して「こんこ」と呼ぶ。

・・・我が家だけかもしれない。

朝食をはじめ、和食の環境で育ったため

漬けもの香の物は、食卓に欠かせない。

めし・汁・香の物があれば、幸せである。

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値は張るが、老舗の「しば漬け」をいただいた。

口に含むと、しその香りが口から

鼻にひろがり、歯触りがポリポリと

感じる一品であった。 合掌!

本当に手間のかけた良いものと感じられ

忘れることはない味である。

思いだせば、食べたくなるだろう。
 
 
~ 日本ならではの味わい ~

休暇

お久しぶりです。

お盆最終日は、

牛に乗られたご先祖様を、お見送り

されたことでしょう。
 
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本日より、弊社も営業しています。

時代錯誤な和紙などを、製造しておりますと

必然的に、時の流れをゆるめたくなります。

あまりにも変化や進化が早いから・・・。

「ゆるりさ」から得るもの。
 
 
~ 心をうるおす ~

お盆

先祖供養

先祖のお迎えから、お見送りまで

準備しておくこと。

飾りつけ、お供え、と色々あります・・・。

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連休期間中 

一般的には、実家の帰省にも使われ、

家族や友人との近況を語ることも。

客を迎える側と、帰省する側と・・・

互いに、気遣いがいることだろう。

来年や次回の再会を楽しめる関係で。
 
 
~ 静かな、お盆をお過ごしください ~

砥石

依頼人から、三徳包丁の砥ぎを頼まれた。

刃の状態を見てみると・・・。

刃こぼれが(大きく二箇所)・・・・・ある。

よって、荒砥ぎ→中砥ぎ→仕上げ砥ぎの

手間のかかる工程となる。

各砥石にたっぷりと水を吸わせて

荒砥ぎで刃こぼれをなくし、

中砥ぎで、かえりをとり

仕上げで刃先をととのえる。

手元にあった、きゅうりで試し~斬り。

ストン! ストン! 中々とあたりが良い。

「納得の切れ味」・・・依頼主の顔が浮ぶ。
 
 
~ 劣化するもの、手を入れる ~

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