伊予和紙物語

革靴

普段、革靴を好んで履いている。

理由としては、引き締まるから

また、通気性が良く快適であり

「コツコツコツ」の・・・靴音。

それらが、考えられる。

ただ、歩き過ぎると疲れやすいのである。

ゴム底だと疲れにくく 

雨の日は、具合が良いのだが 

密閉し、心地が悪いと感じる。
 
 
さらに、革靴には楽しみの続きがあり

「みがき」がある。

汚れ落としのブラシで土や埃をはらい、

クリームブラシで丁寧にまんべんなく

うすくうすく、クリームを塗りつける。

最後にみがきブラシでガシガシ、シュッシュッと

リズムよく滑らせ、革を活きかえらせるのだ。

気分がのれば、さらにワックスで艶々に。

汚れるものを、綺麗にして・・・履き込む。
 
 
 
 
~ 朝の一歩  気持ちよく出勤する ~

一味

以前、出張帰りの食事処でのこと。

何気なく上品で、見たことのない

一味の器が目にとまる。

数十年前、信州で住み込みの仕事

春、夏、秋と短期間、働かせて頂いた。

その時、信州の寒い地方の食文化は

何かと、やたら一味や七味をふりかける。

そば、豚汁、野沢菜 他にも・・・

それをまね、同じように食事を楽しんだ。

しかし、信州を離れると存在を忘れていた。

 

^^^この習慣がよみがえり、

一味を手に取り、料理に加えると・・・

これが、絶妙なのである。

それから、同じ品物を探し買いもとめた。

とにかく、辛味の中に旨みがある。

料理を引き立たせるのである。

特に汁物に馴染み、まろやかになる。

晩年まで、食卓に欠かせない。

食卓を盛り上げる、贔屓にしたい一品。

 
~ 探究心 お気に入りを探す ~

悲劇

夕刻時・・・

いつものように、メダカにエサをやろうとしたら。

なんと、

一番大切な、今年春に生まれたちびメダカ。

水鉢の中に、生命を感じません。

少しばかりの期待をもち、

水草の中に隠れているのだと思い

水草を手でかき分けると・・・。

その時、「悲劇!」が、

大事に、大事に育てていた、由緒ある

出目パンダめだか 絶滅。 総勢精鋭美人10匹。

絶滅ですよ、釜揚げシラスのように ゆでられて。

はい、そうです。

本日、四国中央市は、炎天下で水が湯に

上昇するような気温。

最悪です。時間があれば、水替え、エサやりと

愛情を、そそいできたのに。

今まで、台風や大雨の予想される

天災には、気をつけていた。

しかし、太陽熱にやられるとは・・・無念。

ふと、イソップ寓話「北風と太陽」がよぎった。

 

~ 失敗を経験に活かす ~

男子会

同世代の肉食系の方々

五名と食事をした。

わかりやすく申し上げると、飲みに行っただけである。

飲むわ、しゃべるわ、諭すわ、吹くわ、導くわ。

おもしろ、おかしく、ゆかいに・・・

自信に満ちた考えと、揺るぎない信念。

こんな「人物」が会社の中心にいれば

社員は、安心だと思う。

久しぶりだったが、

人は、なかなか変わらないもだ。

~ 愛すべき根拠のない自信家達へ ~

刃物

趣味の釣りが高じて、刃物に

興味がある。

特に、出刃と柳刃は、ため息が・・・。

対象魚は、マダイ・イサキ・カワハギ・アジ

カツオ・グレ・イトヨリ・アマダイ、、、。

数え上げれば、いろいろな魚が釣れる。

魚には、旬 食べごろがある。

もっともお奨めの魚は、天然真鯛となり

刺身が、「絶品」である。

他にも、兜煮、塩焼き、ムニエル、昆布締め

鯛めし、茶漬け・・・と「酒」がすすむ。

ただ、旨く食すには、条件がある。

時季・絞め方・血抜き・寝かし・捌き等

どれも手を抜けない段取りがある。

もちろん 刃物は、砥石で丹念に研ぐ。

準備である。(砥石にもたくさんの種類が)

馴染んだ道具だと、力は入らぬ、

包丁の重みだけで充分に捌けます。

三枚におろせば、料理は簡単。

味付けは、素材任せで薄味が良い。

これも、旨い「一献」への道。

今度、一生ものを作るために、

打刃物づくり体験を考えております。

~ 刃物は、長いほど良い ~

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